
在宅副業で注目のIT系職種5選|仕事内容・求人事例・必要スキルを徹底解説
5項:ITエンジニアの在宅副業: 仕事内容と必須スキル
今、在宅で働く仕事に関心を持っている人は多いですよね。
特にITエンジニアという職業は、自宅での副業として人気があります。
ITエンジニアの在宅副業に興味がある方や、在宅での仕事に関心がある方におすすめの記事です。
仕事内容や必要なスキルについて詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
5-1 ITエンジニアとは
<人気IT系5職種>という括り方で、順に、WEBデザイナー、ブログ運営・コンテンツ制作、動画編集・画像編集、プログラマー・アプリ開発と4つの職種区分で紹介し、最後にITエンジニアを配置しました。
その意図は、IT(情報テクノロジー)の領域における必要知識・能力は非常に幅と深さがあり、IT関係の職種は無限にあると言え、最後にそれらすべてを包含するものとして、<ITエンジニア>を利用することにありました。
ITエンジニアの仕事は、情報技術に関する専門的なスキルや知識を活用して、システムやITインフラを設計・構築・運用すること。さまざまな職種に分類され、絶対的な定義は存在せず、求められるスキルや知識が異なります。
5つの職種の初めの3つは、比較的狭い、必要なスキルと仕事内容が具体的でしたが、4つ目のプログラマー・アプリ開発では、かなり仕事の線引き・区分があいまいになってきました。
最後に持ってきた<ITエンジニア>は、より広範な、ITという括りでのすべての仕事を含むという乱暴なやり方で位置付けたものです。
5-2 クラウドワークスとランサーズでのITエンジニア視点での仕事の区分
そこで、IT系求人・求職に特徴がある、クラウドワークス とランサーズ 2つの在宅求人サイトの職種分類を参考に見てみます。
はじめに、クラウドワークス では、「Web開発・システム設計」という分類が、IT系職種の明確な一つとできると思います。
その括りでの個別の仕事の分類は、以下のようになっています。

次に、ランサーズでは、「システム開発・運用」という括りでは次の分類になっています。

この中の一番上の<Web・システム開発>区分をもう一段具体化した仕事分類が、以下です。

<Web・システム開発>以外の他の7つの区分ごとに一段下の階層の具体的な仕事分類が行われており、どんどん具体化・細分化が進められ、その分類に応じた求人・求職が行われているわけです。
いうならば、それらすべてがIT系、ITエンジニア系の仕事ともいうことができるわけです。
そしてその多くは、技術さえあれば、在宅副業、完全在宅、在宅リモートでも十分通用し、その領域でゆるぎない評価と対価を得ることができるものです。
この2社の例を活用したのは、ITエンジニアから想像・想定される仕事・職種の性質が、Web開発・システム開発という括りで捉えた方が理解しやすいと考えたことと、どちらも、属する階層とその職種を追うことで、多様化・細分化がどんどん深まっていくことが分かるからです。
そして、そのことは、在宅副業としてのITスキルの価値とニーズの可能性が高まることを意味するからです。
5-3 ITエンジニアの業務領域・職種の多様化・拡大の意義と留意点
しかし、というか、しかもというべきか、経済・経営におけるITだけでなく、教育や文化、行政等多様な分野のデジタル化の拡大進行により、ITエンジニアの仕事も同様に。
各分野の専門性を活かす分業タイプ、一人がトータルで管理するスタイルまで多様な働き方があり、その種類が一層細分化。
加えて、スマートフォンの普及やAIの登場といった新しい技術の進展・進歩により、新たな分野の職種が続々と生まれています。
すなわち、従来の知識とスキルだけでは通用しなくなるリスクも並行して生まれていることにも留意しておく必要があるわけです。

5-4 在宅副業求人サイトでの「ITエンジニア」検索案件事例
1.CrowdWorks「ITエンジニア」求人検索から
クラウドワークス で<ITエンジニア>で検索した案件に以下があります。
案件名:【新規事業】WEBサイトやシステム開発が可能なITエンジニア仲間を探しています
【仕事の詳細】
( 概要)
支援する企業の、新規事業案件に関して、共に取り組んでいただけるITエンジニアの方を募集
特に、AIに関するご知見をお持ちの方は大歓迎
(依頼内容)
・WEBサイト構築、改修
事業を共に進めながら、WEGサイトを構築し、適宜改修を進めていきたい
・システム開発(※現在企画中)
現在検討中のアセスメントツールについて、共に企画し、開発まで実行
(納期):相談の上
【 契約金額(税抜) 】:稼働量に応じて相談
およそ、時間単価4000円~程度で、月30時間稼働、12万円~の報酬を想定
(重視する点・開発経験)
・WEBサイト、システム開発経験
・AIに関するご知見(システム開発に織り込みたい)
・上流工程の企画から検討されたご経験
【 応募方法 】
・簡単な自己紹介や実績、ポートフォリオを提示
・条件提示にて見積もり金額を入力
実際には、<ITエンジニア>で検索した結果は、上記案件と他に1件だけでした。
しかし<システム開発>で検索すると35件ヒットしました。
その一部をリストアップします。
<システム開発>案件リスト
・【週10h〜/フルリモ】プロジェクトマネージャー募集!Salesforce導入開発案件
・【フルリモート&フリーランス限定❗️】開発系エンジニア募集
・完全フルリモート【プログラマー・システムエンジニア】弊社所属フリーランスエンジニア募集中です
・AIを用いたWebシステム開発【リモート/Python】
・【15h/週!フルリモ】Snowflake・BigQueryを活用したデータプラットフォームの構築メンバー募集!
・Microsoft Copilotへのプロンプトの作成・送信および生成文章保存プログラムの開発
・【完全在宅/副業OK】システム開発のプロジェクトマネージャーを募集します!【エンジニア経験者優遇!】
このように個別案件の場合やマネジメント業務案件など多様です。
2.ランサーズ 求人検索から
「副業・在宅・委託・フリーランス」」という括りで、まず「ITエンジニア」で検索した結果、21件ヒットしました。
その案件の事例を、以下リスト化しました。
<ITエンジニアの副業・在宅・委託・フリーランスの仕事>案件リスト
・【初心者のみ!継続依頼あり!】コーディングサポートをしていただける方募集!
・【定番】【社内SE / 週3日】ヘルステックベンチャーでの社内ITエンジニア
・【定番】【JavaScript / 週4日〜】HR系インターネットメディアのWEBデザイン業務
・【フルリモート可!】ITエンジニア採用コンサルタント募集!
このように、ITエンジニアという要件に対しては限定的すぎる案件にとどまっています。
今回の<ITエンジニア>という職種区分及びそれによる要件設定そのものが不適切というべきなのでしょう。
<Web・システム開発の副業・在宅・委託・フリーランスの仕事>案件リスト
これに対して、先述の問題認識から、<Webシステム開発・プログラミング>という要件設定にすると、7873件ヒットしました。
1ページ目に表示された案件からいくつかピックアップしました。
・弊社のtoB向けサイト内におけるシミュレーションシステムの構築
・Flutterなどハイブリッドアプリによる業務アプリの開発(スマートウォッチ)
・CSVをVBAで取り込んでをPDFとExcelでエクスポートの開発
・【新着】【フルリモOK!PHP案件】総合商社のECサイトのリニューアルをお任せいたします!
・生成AIやNFT開発のPM募集
・メンター募集(Laravelを教えていただきたいです。)
総件数から想像できるように、その仕事の内容と幅、専門性などはまったくマチマチで、狭い領域でのシステム案件があれば、総合的なもの、先端技術に属するものなど多岐にわたっています。
5-5 総論としての在宅ITエンジニアのスキルと仕事内容
<ITエンジニア>と一括りにしたことの矛盾・問題点を先に述べましたが、理解頂いたことを前提として、一応包括的・形式的に必要スキルと仕事内容(概要)を述べておきます。
1.在宅副業としてのITエンジニアとは
ITエンジニアは、パソコンやネットワーク、ハードとソフトなどの技術を駆使してシステムの設計・開発や保守・管理を行うプロフェッショナルです。
在宅環境での仕事では、オンラインでのコミュニケーションやリモート作業が主な形態となります。
2.必要なスキルや資格
次に、ITエンジニアに必要なスキルや資格についてです。
ITの世界は常に進化している中、基本的なプログラミングやデータベースの知識は必須で、加えて、関与する業種や企業・行政・教育等のクライアント組織や、急速に拡大進化するAIなど新しいIT領域に関する知識や技術も求められる可能性もあります。
また、そうした拡張・拡大を追究する上でも、情報収集能力やコミュニケーション能力も不可欠で、そのための努力も、楽しんで実践できることも大切になるでしょう。
求人サイトが運営するIT領域における特定した資格を取得することが、在宅副業を確立するうえで有効になるでしょうし、それが将来的には独立起業に繋がる可能性も高まるのではと思います。
3.成功するためのポイント
成功するためのポイントは、一部繰り返しになりますが、自己学習力と情報収集能力です。
ITエンジニアは常に最新の情報にアンテナを張り巡らせ、新しい技術やツールにアップデートしていく必要があります。
また、自己学習力を身につけ、継続して実践することで、新しい技術にも柔軟に対応できるようになります。
4.事例や成功体験のシェア
最後に、実際の事例や成功体験のシェアも重要です。
成功したITエンジニアの話を聞くことで、モチベーションを高めることができますし、他の人がどのようにして成功したのかを知ることで、自分自身の成功に繋げるヒントを得ることができます。
なお、クラウドワークスやランサーズでは、ITエンジニアとして登録し、実際に受注し成約納品した実績が公開され、こうした評価が新規顧客からの指名獲得や新規案件の見積り請求などのチャンスを増やす可能性が高まります。
ITエンジニアとしてキャリアを築きたい方、在宅副業ITエンジニアとして自身のスキルと価値を高めていきたい方に少しでも参考になればと思います。
一応今回で、<IT系人気5職種>紹介シリーズを終わりますが、今回申し上げたように、ITエンジニアの仕事の内容と求められるスキルは、どんどん変化し、増えていきます。
むしろ自分自身で創造していくことも可能な領域といえるのではないでしょうか。
そのための試みを、在宅副業として実績を積み重ねながら行っていくことが現役世代・次世代の方々には可能ではないかと思います。
期待しています。
次回は、「6章 人気士族専門職系5職種」です。

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⇒ 在宅副業におすすめの事務系5職種と必要スキル|仕事内容・求人事例も詳しく紹介
次の6章は、準備中です。