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副業から起業へ!独立を目指すあなたに伝えたい6つの視点と行動指針


前回は、当サイト開設のご案内として、以下の記事を投稿しました。
⇒ 新しい働き方を模索するあなたへ|副業・起業時代のWEB発信 – 副業起業.com

その記事内でも触れた自分自身の起業に関して、廃止したサイトで投稿した記事を、今回紹介します。
2018年に「独立起業のススメ」としてシリーズ化した以下の6つの記事。

  1. オタク生活は、独立自営・ジタク事業主への出発点(2018/3/1)
  2. コンプレックスは、自尊心・うぬぼれの裏返し?(2018/4/2)
  3. 独立・起業に役立つ簿記知識。日商簿記3級取得を!(2018/4/3)
  4. 副業・兼業を認める企業続々。その背景とこれからの行動指針(2018/4/4)
  5. 起業独立準備に必須の情報発信媒体作り、4つの基本(2018/4/5)
  6. 雇用契約は雇われる契約ではなく、相互責任を負う労働契約(2018/4/10)

以上を、原文の一部を修正して、順に掲載しました。

独立起業のための6つの視点|副業から自営・起業への道を切り拓く

オタク生活は、独立自営・ジタク事業主への出発点

人間関係を築くのが下手だから、オタクになるのか。
そもそも独りでいることが好きで、オタク化し、染みついてしまうのか・・・。

オタクであることにコンプレックスを感じる人。
オタクであることで、社会から取り残されている感じを持つ人。
疎外感を感じる人。
オタクであることに悩む人、どの程度いるのでしょうか・・・。
しかし、オタクは、ほとんどすべての人が、素質・素養?として持つ、人間としての必然的な
生活行動様式、ライフスタイルだと思うのです・・・。
まあ、高じて、自立・自活するだけの仕事と収入減を得られなくなってしまい、結局、ジタク・
ジシツにいることがオオクなり、籠りっきりになってしまい、真性のオタク化に至る・・・。
ならば、オタクのままで稼げる仕事を創るよう、気持ちを切り替えてみては。
そう思います。

そうはいっても、そんな簡単なことではない。
そういう答えは、想定内・・・。
他人の気持ちも構わず、勝手に話しをさせていただけば、
とにかく、好きなことを徹底し、それを、何かしらの手段・方法で表現することを楽しむように
なる。
めざして欲しいと思います。

表現することの楽しさと可能性

写真で、文章で、形のあるもので、得意な形・好きな形で・・・
SNSで、ブログで、さまざまな手段で、発信する・・・。
世の中、本当にいろいろな人がいるもので、そのアウトプット、表現・表出に関心を持ってくれ
たり、共感したり、価値を見いだしてくれたり・・・。
そして、そのコト、モノを通じてあなた自身にも、興味関心をもってくれる・・・。

オタクからの一歩:自宅起業への転換

会社勤めは端から諦めて、
否、自分から願い下げにして、オタクを事務所・工房にして
ジタク事業主をめざす!
そもそも、原始、人はみな、自らの生業を、自ら営むものであった・・・。
だれにも束縛されぬ、オタクの生き方は、ひとつのモデルであり、未来永劫、理想でもあるのです。
さて、自分の好きなこと、楽しいこと、再確認を!
そして、その表現の手段・方法を考えてみる、見直してみる・・・。
オタクの時間、そうしたことを考える時間に・・・。
とことんやってみるのが、いいのではないでしょうか・・・。
独立・副業準備の手始めは、自分独自のドメインの取得から。
これも一歩前進するための手段。
今度述べたいと思います。

コンプレックスは、自尊心・うぬぼれの裏返し?

コンプレックス、劣等感。
このやっかいなモノ、コト。
一筋縄ではいかないです、実際・・・。
一旦この病(ヤマイ)にかかると、なかなか抜け出せない・・・。
で、
もがく、悩む・・・
で、す、が、
思う、に、
コンプレックスからの悩みは、裏を返せば、自尊心・自惚れが元。
自尊心、うぬぼれの裏返し、なのではないか・・・。
そんな気がするのです。
自分はそんなもんじゃあない・・・。
と、自分で想定する、希望する、そうありたい、
そう思うレベルに至らない、
あるいは程遠い・・・。
それが、コンプレックス・劣等感に繋がる、という思わぬ現象、結果を招いている・・・。
のかもしれない、
のでは・・・。
自分は、そんなもん、
今は、今のところは・・・。
そこんところで、一応、手を打っておくのは、どうでしょう、どうだろう・・・。

まあ、自分を追い込まないよう、おとしめないよう、そこそこで、今のところで、
満足できないにしても、少しは納得しておく、矛(ホコ)をおさめておく・・・。
自己否定にまで追い込まず、自己嫌悪もお招きせず、ちょっと自分を放っておく・・・。
他人の眼も気にしないで済むように、自分に妥協する。
いまのところは、こんなもん・・・、と。
そこから、追い追い、自分の好きなこと、面白いと感じること、興味・好奇心を持てること
を考える、絞る、書き出してみる、ネットで調べてみる・・・。
少しは、マシかなと思えるコト、
面白いと感じることができるコトを・・・。

独立・起業に役立つ簿記知識。日商簿記3級取得を!

経営コンサルタントとして独立したのが38歳になる少し前の1988年2月。
2018年の30周年でコンサルタント生活の区切りとしました。

独立を考えたのが、創業の年のほぼ5年前。
当時所属していた会社を辞めて、ある経営コンサルタントと一緒に新しい会社を立ち上げる予定でしたが、その方の都合で頓挫。
別の会社に一旦転職し、捲土重来を期して、その機会を待ちました。
そして、1987年に、事業支援を戴く方も得て、退職。
株式会社の設立準備に入り、翌年登記を済ませて会社設立、独立を実現しました。

自身で体験した起業時と事業管理に必要な事務処理手続き

設立登記事務や税務・社会保険労務に関する創業時の手続きも、自分でやりました。
また、事業期間中、法務上必要な変更登記手続きや保険手続き事務も。
登記内容に応じて、専門書やネットで調べて。
給与や社会保険事務、経理会計の仕訳・記帳と決算申告も一通り。

事業に役立った、学生時取得の簿記2級知識とスキル

コンサルタントとしての企業経営のお手伝い、自身の小企業の管理事務。
それにとどまらず、独立前のサラリーマン時代の仕事にも、間違いなく役に立ったことがあります。
それは、学生時代に自分で学び、受験して取得した簿記2級の知識とスキルです。

将来、何かしらの形で、独立や起業を目指している、あるいは、自営業をと考えている方。
この「簿記」の知識と実務能力を身に着けておくことをぜひお薦めします。
できれば、その理解度と実務をこなせるスキルの確認のために、日商簿記検定を受験し、取得することも。

現状、独立起業を目指す方々の状況は、どのあたり、どの段階にあるか、個々人によって異なります。
当然、簿記の学習に充てる時間的な余裕があるか否かも、人によって異なります。
しかし、簿記学習の良い点は、自分の可能な時間の範囲で少しずつ学んでいけばよいこと。

起業後、経理処理や決算書作りまで、自分でできるようになっておくと、あるいはその方法や内容を理解できるようになっておく。
これで、税理士に委託するコストを節約できます。
もちろん、会社の経営数値に対する関心と実績評価・分析もできるので、非常に役に立ちます。

法人化せずに自営業として独立する場合でも、確定申告が必須。
やはり経理処理と確定申告は必要ですから、簿記は本当に役に立ちます。

自分で、あるいは奥さんや家族が一緒に事業を営むならば、経理をやってもらえばよいですね。
給料を支払うようにするのもいいですね。

日商簿記学習と資格取得を目標に加えて

そこで、日商(=日本商工会議所)簿記3級取得を先ず目標に。
1年以内の学習・受験・資格取得の後、次の1年での工業簿記も含む、日商簿記2級を目標とするとよいと思います。
先ずは、簿記3級から。
3ヵ月から6カ月、あるいは9ヶ月くらいの学習期間。
あるいは、1年間くらいかけて。
ご自分の事情に応じて設定すれば、と思います。
通信教育での学習。
近くの専門学校での学習。
参考図書を購入しての完全自学自習。
こちらも、ご自分のご都合や意欲や支出可能な費用の範囲に応じて・・・。

副業・兼業を認める企業続々。その背景とこれからの行動指針

そもそも副業禁止就業規則は、基本的人権に反する規定!|副業解禁が広がる時代背景

副業や兼業を禁止する就業規則を改正し、認める企業が続々増えています。
そもそも、就業時間以外で、何をしようが個人の自由。
(公務員は別と思いますが。)

労働契約と就業規則は、契約で定めた就労時間内における義務責任規定が基本。
就労時間外における就業上の情報の漏洩、会社の機密を他に洩らす・提供することを禁じる規定の範囲に限るもののはず。
今まで、憲法に規定する基本的人権に反する規定と問題視されてこなかったのが不思議なのです。

まあ、就業規則で禁止されていようと、退職して独立や起業を、と考えていた人は、関係なく準備は進めていたでしょう。
副業も、ばれないようにやっていた人も普通にいたはず。
それがここへきて、副業・兼業をむしろ積極的に認めるようになってきた。
むしろ、その副業・兼業をオープンにして、できれば自分の企業でもやってみたら、というところまできた。
ある意味、ムシのいい話です。

副業・兼業解禁の理由は、辞められると困るから?|企業のねらいと現実の対応

その手のひら返しの背景は・・・。
一つは、今後厳しさを増す少子高齢化社会による、働き手の減少に企業がどう備えるべきか、真剣に考えざるを得なくなったから。
なんとか現状の戦力を辞めないように、囲い込みたい。
だから、そのためには、副業兼業も自由にやっていい、と色目を使い始めた。
ついでに、副業・兼業をやる人、やろうという人は、自分の会社や仕事になんらかの不満
を感じるからかもしれない。
それならば、そうした副業・兼業を認める。
あるは、有望ならば、自分の企業の事業として手掛けてもよい、その責任者として独立した事業を起こすサポートもしよう・・・。
ものは言いよう、考えようです。

「働き方改革」は、「生活改革」「生き方改革」につながる

もう一つは、例の「働き方改革」というスローガン。
会社に出勤してこなくても、自宅やサテライトオフィス、家の近くのカフェで仕事をしても結構です。
テレワークです。

会社の仕事をしている時間と自分の時間を自由に入れ替えたり、保育や介護や起業準備や友達付き合いや情報収集や、婚活も。
もろもろ、都合に合わせて、仕事をすればいい。
結果を残せば。

これが進んでいくと、労働契約が、仕事を請け負う、仕事を委託・受託する契約という性質に変化していきます。
副業・兼業が可能になる。
自宅で自由に働けるようになる。
自由に使える時間が増える。

喜ぶべきことではありますが。
よくよく考えてみれば、独立・自営の人間の本来の働き方に近づいていく、ということ。

ある時、会社から、雇用契約を、仕事の請負契約に切り替えませんか、などという申し入れが来るかもしれない。
いきなりということはないでしょうが、将来にはそうなる可能性があると考えておいた方がいいかもしれません。

ここは逆転の発想。
こうした副業・兼業、在宅勤務、テレワーク状態においてこそ、独立・自営、起業に備える絶好のチャンス!
そう考えて、時間を大切に使っていくことをお薦めします。
「働き方改革」は、これからの自分の「生活改革」「生き方改革」と言い換えることができるのです。

思い起こす30年前の独立起業

私は、40年近く前に独立起業しました。
その数年前、いろいろなことがあり、計画通り起業・独立できず、もがき、悩みました。
しかし、目標は変えず、捲土重来を期して、その日に備えました。
日々サラリーマンとしての充実した生活を送りつつ。
一方で、家族には相当のストレス、負担をかけもしました。
限られた時間を、なんとか有意義に使い、会社設立の準備と、起業時の事業の立ち上げ準備を行いました。

1987年、満を持して、大変お世話になった会社を辞することを申し出ました。
単身赴任生活にピリオドを打ち、我が家に戻り、会社設立を準備。
並行して、協力頂くことになったコンサルタント事業所において開催する経営者向けセミナー準備作業も。

幸い、初めてのセミナーで、クライアントを得ることができました。
以来、30有余年の経営コンサルタントとして従事。
好きで、自分に向いたこの仕事を、悔いなく、充実してやってこれたと思います。

副業・兼業が、独立・起業のチャンスに

初めはおぼろげだったものが、次第に具体的に、そして信念をもって、目標化できるようになる。
だれもが、そうした、想い・願いを持ち、現実のものにできるチャンスはあると思います。

自由度を増した副業・兼業が、主業・専業に替わるチャンスもきっとあるでしょう。
好きなこと、向いていることを仕事にできる幸せ。
なにものにも替えがたいものです。

それを自己実現のためとするか、社会的貢献のためとするか、あるいは家族の幸福のためとするか、
それは人さまざま・・・。
あとは、行動するかしないか、実現するかしないか・・・。
チャレンジする価値はあります。
だれもがチャレンジする権利を持ち、チャレンジする機会を持っています。
そして、実現できます!


いずれ起業したい、いずれ独立したい。
その基盤作りとして、何かしらの情報を発信する媒体を作っておく。
それが起業・独立に直接関係している内容でなくても、興味関心があることならばよい。
そう考えます。

今すぐにそれがビジネスに繋がらなくてもよい。
もちろん、X(旧Twitter)や Facebook、Line、Instagram などのSNSでもよいのですが。
やはりできれば、自分独自のサイトを持つべきと思います。

お薦めしたいのは、独自ドメインを取得し、リーズンブルな価格のレンタルサーバーを借り、WordPressを利用したWEBサイトを開設すること。
そのサイトで、自分の興味関心が深いことをテーマとする。
手掛けたいビジネスに関するサイトでもよいですが、初めから特定せず、趣味など興味関心があるテーマ、ジャンルのサイトでもよい。
できれば、楽しみながらコンテンツを投稿できるサイトにして。
ムリなく、時間があれば、可能なペースで。
その投稿を、SNSでシェアして広める方法もあります。

サイトを持つには、Ameblo など無料サイトを使う方法もあります。
しかし、独自性、自由度を持つためには、やはり少し費用が必要になりますが、有料のレンタルサーバーを契約して開設運営することをお勧めします。

そのためには、ドメインが必要。
まず、独自ドメイン取るなら お名前.com、Xサーバー、ムームードメインなどの事業者から。
独自ドメインを、日本人向けに、日本語ドメインにするという手もあります。

ドメインを決めて取得したら、サイトを作りと運営のためのインフラ、レンタルサーバーを借ります。
独自ドメインをアドレスにしてのEメールの設定・利用も、このサーバーで行うことになります。
(但し、日本語ドメインでのeメールアドレスは、桁違いに文字数が多く、ほぼ利用不能です。)

独自ドメインの取得とレンタルサーバーの申込みを行うと、次にサイト運営用のソフトWordPress ワードプレスを利用できるようにします。
WordPress を利用するには専門知識が必要では、と思いがちですが、心配ご無用。
現状のレンタルサーバーの大半が、簡単に、ほぼ自動的に、WordPressを組み入れることができるようになっています。
この分野はからっきしダメな私でも大丈夫でした。

そして次のもっと大きな問題は、どうやってWordpressを利用して投稿したり、サイト運営するか。これにも、素人には、チョーありがたいソフトがあるのです。
<WordPress ワードプレステーマ>と言いますが、サイトの性質や運営方針に応じて、いろいろな種類のソフトの中から選べるのです。
私がこれまで利用してきたのが、TCD デザインプラスという会社が開発した、素敵なテーマ群です。
当サイトのワードプレステーマも、同社開発のもの。
いずれ、具体的に紹介したいと思います。

以上、4つの基盤の準備。
これをもとに、自分の媒体を作り、運営し、育てていく。
独立や起業をめざして、自分で情報発信し、読み手・受け手を増やし、サイトの活用度や価値を上げていく。
そして、読者との関係を形成し、繋ぎ、広げていく。

夢や構想を実現していくための、何かしらの手段、媒体、ツールとしての情報インフラ創り。
ぜひ、課題の一つ、チャレンジの一歩にして頂きたいと思います。

企業で働くことだけが、労働・仕事ではない|企業で働くことの前提を見直す

特定の企業や団体(以降企業等)に雇用され、仕事に就き、働いた対価として賃金を受け取る。
だれもが当たり前のことと考えることは、本来当たり前のことではありません。

確かに、働いて収入を得て、生計をたてることは、その必要がないほどの経済的な余裕を持つ人を除けば、ほとんどすべての人が当たり前のことです。
諸事情があって、働くことが不可能な人たちには、家族や国・自治体・企業など社会の援助が必要です。
働くことが可能な人、働きたい人は、自立した生活を送るためには、何かしらの労働で所得を得る必要があります。

しかし、その労働は、必ずしも、企業等で働くことだけを意味するものではありません。
憲法で保障されている<職業選択の自由>とは、企業等の働く先、場所を選ぶ自由だけを意味するものではありません。
企業側には、働いてもらう人を選ぶ権利があり、働く人も働く先を選ぶ権利があります。
しかし、雇用の決定権は企業側にあり、働く側は、その決定に従わなければなりません。
そこでは、決して対等の関係にはなりえません。

適切な採用・評価システムを持つ企業か?|労働契約の現実と理想のギャップ

採用が決定されると、働く場所、仕事内容、労働時間・休日、賃金その他の労働条件を決定・確認し労働契約を結びます。
採用する側から提示されるそれらの条件に同意できない場合は、労働契約を結ぶに至らず、雇用はなされないことになります。
一方、入社時に提示された労働条件に双方で合意した場合、それに従って働くことになります。

そこで、口頭と文面で取り交わした条件通りに、仕事内容や方法、処遇・雇用などが守られるか。
これが重要課題になります。
初期の契約内容が契約通り履行されるかどうか。
その後、人事配置や評価処遇の変更が行われ、都度変更される職種・職務・地位、賃金について、契約変更が行われることになります。
そして、その変更通りに相互が責任を果たすかどうか。
それが行われなければ、契約違反であり、履行を求めることができるはずです。
どちらからも。

このとき、働く側は弱い立場になり、企業サイドに責任の履行を求めることがなかなかできない問題が発生もします。
自分の仕事の価値、労働の質を考えた時、賃金等現状の労働条件が働く側に不十分、不利益と判断した場合。
本来、会社との交渉や、労働基準監督署に訴えたり、裁判で係争するなどの方法があるのですが、そのハードルは非常に高い。
そこまでいくと、その会社・勤務先に居づらくなるなど、結局働く側がどうしても弱い立場になってしまう。

常日頃から、働いている企業・職場は、自分の労働・仕事を的確に評価してくれ、処遇に反映してくれているか。
自己評価とどう違うか、極力、第三者の目、客観的に認識できるようにしておくことが望ましいのですが。
そうした自己評価と企業の評価とが違う場合。
そしてその課題が改善・解決されない場合。
将来への期待も、望みも持ちえないと分かれば。
労働契約を決められた期限までに、あるいは契約期間満了に伴い、契約を終了する。
これが一つの方法です。

弱者の立場から抜け出す、独立起業による職業選択の自由|独立という選択肢の意義

しかし、そうできない人の方が圧倒的に多い。
雇用契約・労働契約の期限がない場合、自己都合でやめることも選択肢の一つ。
逆に、会社側の勝手な理由での解雇や労働契約違反さえも起こりうる。

一般的には、弱い立場の被用者。
労働条件の改善の交渉ができない、契約不履行や法律違反があっても泣き寝入りせざるを得ない。
法の整備の遅れや不十分により、パワハラなどの労働問題、社会問題は、拡大する一方です。

確かに、労働契約は、本来同等の権利義務関係を相互に持って結ぶもの。
その理念・理想通りにいかないことを考えると、一念発起目して、起業を目標とすることもあっていいのではと思います。

やれること、やるべきことに取り組みつつ、一方であるいは並行して、自分の仕事の質や価値をしっかりと評価してくれそうなところを、新しい仕事先として探す。
そして認めてもらい、新たな労働契約を結ぶ。
企業等に働き場所を求めるならば、自分がやりたい仕事、職種などの希望と一致するところを。
そのために自分の知識・技能・性格などを客観的に評価でき、訴求することができるようにしておく、していく。
そうした姿勢、マインドを、就学時から、そして就職し、働く経験を積み上げていく過程で、能力ともども養っていく。
これが、生きていく上での基本と考えたいと思います。

そうした生き方、働き方を好まない場合。
その過程や経験をこれ以上経ていくことに耐えられなければ。
あるいは、もうその必要がないと自分の能力や思いを深く考えた場合に。

そう、独立・自営、あるいは起業を考え、その準備を始め、実現にこぎつければいい。
それも「職業選択の自由」の実践方法です。
そこでの労働契約は不要で、自分自身が内容を決め、自分自身で働き方も、収入も決めることができる。
ただし、すべて自分の責任で。
もちろん、顧客や取引先との望ましい関係作りが不可欠です。

言うのは簡単。
そんな簡単なものならば、とっくにやっている。
そうですね。
それを知りつつ、どう巻き返していくか。
あるいは、どう働き方、生き方を設計していくか。
それをこれから考え、提案するのもこのサイトの目的のひとつです。



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副業にも共通する「独立起業のススメ」の視点・考え方

独立という選択肢の意義

以上が、2018年に他サイト(廃止済み)に投稿した6記事です。
確認頂けるように、起業だけに焦点を当てており、その時点では、副業には触れていません。
当時は副業に対する意識や関心がほとんどなく、副業を起業とセットで考えることはありませんでした。

しかし、当サイトでは、むしろ副業に重点を置いて種々、検討・考察と提案を進めていきます。
ただ、今回取り上げた「独立起業のススメ」の視点・考え方、その背景や条件には、副業への取り組みにも共通点・類似点が多々あります。

願っているのは、副業から起業・事業化への道を多くの現役世代が切り拓いて頂くこと。
それが一つの理想です。

副業には、人それぞれの目的や事情、そして目標があります。
現在の仕事を通じて、現在の仕事と並行して、ひとまず現在に区切りをつけて。

企業勤務も、副業も、起業も、それぞれ、自由な働き方の選択肢。
そして、自由な生き方の表現方法、実践方法と言えます。

前回記事は、当サイトリスタートに伴う最初の記事。
こちらでチェック!
⇒ 新しい働き方を模索するあなたへ|副業・起業時代のWEB発信 – 副業起業.com

次回の記事は、こちらに続いています。
⇒ 副業市場は今どうなっている?統計に現れない働き方の実態と可能性 – 副業起業.com

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