1. HOME
  2. 副業
  3. 在宅副業とは?始め方からメリット・デメリット、環境構築まで徹底解説【基礎知識】
副業

在宅副業とは?始め方からメリット・デメリット、環境構築まで徹底解説【基礎知識】

副業, 在宅副業

25

本章の最後に各項の要約と、まとめを。

ここでは、在宅副業の概要や形態、特徴、ニーズ増加の背景と課題などを取り上げました。

1)在宅副業の定義と主たる形態: 在宅副業は、自宅やリモートの場所で行う副業であり、インターネットの普及やテクノロジーの進化により一般的になっています。本サイトでは特に在宅副業に焦点を当てています。在宅副業には、完全在宅、在宅リモート、在宅フルリモートという形態があり、これらの用語は柔軟に使われていますが、ここでは全てを包括して「在宅副業」として扱います。
2)全国在宅副業と地域在宅副業: 在宅副業には、全国規模で募集される全国在宅副業と、特定の地域に限定される地域在宅副業の2つの形態があります。全国在宅副業はどこからでも応募可能であり、地域在宅副業は特定の地域に住む人が対象です。

3)在宅副業の特徴: 在宅副業の特徴は柔軟性にあります。通勤時間の節約や自分のペースで仕事ができる利点があり、家族や趣味、ライフスタイルに合わせて働くことができます。フルタイムやパートタイムに関係なく、多様な人々に適した働き方であり、さまざまな世代や背景の人々に選択肢を提供しています。
4)在宅副業のニーズ増加と課題: 近年、在宅副業の需要が急速に増加しています。リモートワークや在宅勤務が一般的になったことや働き方改革の影響が大きいですが、孤独感やモチベーションの低下、コミュニケーション不足、自己管理能力や時間管理能力の必要性などの課題も存在します。これらの課題を理解し、対処することが重要です。

次に、在宅副業のメリットとデメリットを考えてみました。

<在宅副業のメリット>

1)時間と場所の柔軟性:自宅での作業・仕事になることで、通勤時間が不要となり、時間を柔軟に、有効に活用できるようになります。
2)仕事と家族生活との両立や趣味との両立:自宅での作業なので、家族との時間や趣味の時間を大切にしながら働けるため、主婦や子育て世帯、家族の介護に携わる人々にとってストレスを軽減でき、両立も可能になります。
3)コスト削減・時間節約:通勤コストや外食費の削減、通勤先での仕事環境の確保整備にかかるコストや時間の節約が可能です。

4)柔軟な働き方・就労形態:雇用形態に関係なく多様な人々に適した働き方であり、非正規雇用者や主婦、失業中の方、シニア、フリーランスなどにとって柔軟で自立した働き方を実現する手段として注目されています。
5)費用の一部回収・費用化・収益化を実現:日常的にかかるネット生活費用。在宅副業の収入で費用負担ができ利益を産みだすことができます。
6)過去の経験・スキルを活かす:過去の経験やスキルを副業に活かせます。
7)新たな経験・スキルを習得:在宅副業を通じて新しい経験・スキルを獲得。間違いなくメリットです。

<在宅副業のデメリット>

1)孤独感やモチベーションの低下:オフィスでの直接的なコミュニケーションが減るため孤独感を感じることがあり、自宅での仕事環境ではモチベーションが下がりやすい傾向があります。
2)コミュニケーションの不足:リモートワークであるため直接のコミュニケーションが減り、意思疎通や情報共有が難しくなります。
3)自己管理能力・自己開発能力の必要性:外部からのマネジメントや指導がないため、自己管理能力が求められ、また新しいスキルの習得や自己開発にも取り組む必要があります。

4)選ばれる立場、受け身という弱み:採用不採用を決めるのは、求人サイド。こちらではどうしようもないという弱みが。
5)コスト負担:メリットとセットの費用負担リスク。成功しなければ大きなデメリットですが、費用を上回る利益を上げれば問題なしです。
これらのメリットとデメリットを理解し、自身のライフスタイルやニーズに合わせて在宅副業を選択することが重要です。

すべての人にとって、みんなにとって可能で、選択肢のある在宅副業。その視点から、年齢・年代視点、ライフステージ・ライフスタイル視点、働き方視点の3つ区分に整理して説明しました。

1)年齢・年代視点での「みんな」の在宅副業:20代・30代、40代・50代、60代・70代という年代や括りごとの提案です。
2)ライフステージ、ライフスタイル視点での「みんな」の在宅副業:主婦・主夫、学生、独身・非婚者、人間関係苦手やオタク、家族状況に応じた在宅副業など、生活の状況やライフスタイルに応じたカテゴリでの提案です。
3)働き方視点での「みんな」の在宅副業:非正規雇用者、共働き夫婦、自営業者といった、仕事と生活のバランスを考慮したカテゴリでの捉え方です。

この提案は、個々人の事情や背景に応じて選択肢を提供し、自身の状況に合った在宅副業の選択や実践を提案するものです。

この項では、在宅副業を実践するために必要な4つの環境・条件が述べられています。

1)インターネット環境: 安定した高速インターネット接続が必要であり、プロバイダー契約や高速通信契約、WiFiの設置が不可欠です。
2)テレワーク環境: パソコンやスマートフォンなどの端末機器と必要なソフトウェアが必要です。Microsoft Officeなどの基本ソフトや通信ツール(チャットやZoom)が重要です。また、セキュリティの確保も必要です。
3)作業を行う家・部屋の環境: 静かで適切なスペースや明るさ、電源などの設備が必要で、同居家族の協力も考慮する必要があります。
4)情報・画像・動画のスキル: 検索や調査、画像・動画の加工編集などのスキルが求められます。GoogleやYahoo!の検索だけでなく、画像や動画の取り扱いにも習熟しておく必要があります。

これらの環境や条件を整えることで、在宅での副業活動を円滑に進めることができます。

ここでは、在宅副業を選択・決定するための5つの条件が提案されています。

1)雇用形態・契約形態: アルバイト・パート雇用か業務委託を選択します。非正規雇用の形態であることが一般的です。
2)就労可能な時間・曜日・日数、期間: ワークライフバランスを考慮し、就労時間や期間を決定します。求人企業の条件と自身の希望が一致する必要があります。
3)職種・仕事内容と経験・スキル・能力: 応募先の仕事内容や求められるスキルに合わせて選択し、自身の経験やスキルを整理し応募します。興味関心や意欲も重要です。

4)所得・収入・賃金等処遇条件: 求人の賃金条件や処遇条件を確認し、自身の希望と合致するかどうかを考慮します。応募時点では求人元が決定権を持っていますが、将来の昇給や社会保険などの処遇も考慮します。
5)就労場所・就業方法: 自宅以外での就労が可能かどうかを確認し、求人の条件と自身の希望が一致するかどうかを検討します。一部の求人は完全在宅ではない場合もあるため、条件をよく確認する必要があります。

これらの条件を踏まえて、自身に合った在宅副業を選択し、応募することが重要です。


第1章で、在宅副業の「初めの一歩」を踏み出しました。

今回の中で、在宅副業の基礎知識として、メリットとデメリットを考えてみました。
デメリットを見るように、在宅副業には、リスクが全くないということはありえません。
しかし、一人一人のライフステージに応じて、在宅副業にチャレンジすることが、新たな意義や魅力、そして目的を見出すことに繋がるのではと思います。

受け身からポジティブな取り組みへ

先述したように、在宅を含めた副業の求職活動は、採用・不採用決定の権限が求人元にあるので、私たちは受け身です。
時間給などの仕事の条件も、求人元の設定・決定に委ねざるをえず、ここでも受け身で、いうならば弱い立場です。
しかし、メリットの側面をしっかり確認すれば、在宅副業が、費用回収と収益化を実現する可能性を持っていることが理解できるでしょう。
そして、その基盤が確かなものになれば、自営事業主あるいは起業家に向かう道に、その目標を転換できる可能性も、想いも高まっていく。そう思えるのですが、いかがでしょうか。

よくよく考えれば、正規・非正規雇用の仕事でも、雇用の採否の決定権は、採用する企業や組織にあります。副業と本質的に変わりません。
正規・非正規、本業・副業、どちらにしても、「生き方」の中の「働き方」の課題。
副業・在宅副業は、ライフステージやライフスタイルの状況に応じて、双方の間で、比較的自由に移動・選択できるものでもあります。
個人個人の今とこれからの生き方・働き方を考える上で、このシリーズが、副業・在宅副業を考えてみる機会になれば、と願っています。

次回は、「第2章 在宅副業人気職種と成功条件」です。

前回の記事を確認するには、こちらで
⇒ 子育てと仕事を両立|女性のための在宅ワーク・副業起業の可能性 – 副業起業.com
次回、2章はこちらです。
⇒ 在宅副業人気職種30選と成功に必要なスキル・準備法|クラウド求人の活用術も紹介 – 副業起業.com