緊急!拡散希望:大和証券アナリスト木野内栄治氏を騙る投資犯罪、複数同時進行中
2024年10月下旬に、Facebook広告を活用した、大和証券アナリスト木野内栄治氏の名を騙る詐欺事犯が、現在進行している。
10月28日に広告にアクセスし、その手口と動向を注視している。
2種類の広告、双方とも同氏の名と顔を利用したもの。
著名人のSNS広告を悪用した投資詐欺事件が、実際には後を絶たない。
さすがに前澤氏、堀江氏の名を騙る事犯はなくなっているようだが、先日森永卓郎氏を騙る事犯での被害の報道があった。
木野内氏に関しても、広告を見ることがあり、悪用されていると感じていた。
そこで、アプローチしてみた。
2つの事犯は、ほぼ同じ手口なので、その流れの概要を以下にメモした。
木野内栄治氏名を騙る詐欺事犯の手口概略
1.2024年10月下旬、Facebook広告で、木野内栄治名で、同氏が主宰する投資への参加を誘導
同時期に、複数の同氏名利用の広告が掲載される。
2.クリックすると、木野内栄治名のアカウントへ誘導
3.LINEで投資グループへの参加を誘導
4.アシスタントのアカウントへ誘導(アシスタント名は、1件は吉村希、もう1件は井上加奈)
5.投資グループで、主として株式投資に関する基礎知識や投資案件の紹介、同案件の売買情報提示
6.犯罪組織グループ員と思われる複数アカウントから、同氏の投稿内容や提供情報に対する称賛、感謝、同意、補完等の投稿が多数投稿される。
7.その中で、アシスタントから個人アカウントへの投稿、株式売買推奨案件の紹介・指示、売買実績の報告の要求などが参加メンバーへ並行して行われる。(吉村希からは、LINE電話が2度掛かってきたが、無視)
8.グループの投稿の主体は、きのうち名でほぼ毎日行われているが、一方は、Kinouchi Eiji名で、一方は木野内栄治名で、行われており、どちらも同じ名前で2つのアカウントを持ち、利用している。
8.信用を得るため、プレゼントやクイズ当選者への賞品授与などを用いる(Amazonギフトポイントその他物品)
9.紹介した投資案件で利益を上げた(と思われる)メンバーからの投稿が発生し、盛り上げていく。
10.こうした動きと並行して11月中旬から、より高い利益を見込むことができる投資方法のキャンペーン紹介が行われ、別グループへの投資参加を呼びかけ、誘導していく。
11.これを受けて参加したメンバーに、投資入金口座を指定し、入金があった者から、移行した新しい投資サービスへ参加。
そのメンバーの指定口座への送金記録の投稿も行われる。
そうした例が、実際の一般勧誘メンバーからのものか、組織グループのアカウントからのものかは不明だが、いずれにせよ、組織ぐるみでグループ運営が行われていることは間違いない。
12.以降、口座への入金記録や新投資サイトにおける利益確定情報を、グループサイトに、組織グループメンバーが高い頻度で投稿し、一般のメンバーの参加や投資を激しく煽る。一部に、被害者となるであろうメンバーからの投稿も混じっている可能性も当然ありうる。
13.本日11月22日現在、双方のメンバー数は、77名と76名で、途中退会者も多くいるが、途中加わる者もいて、このところほぼ70名程度である。そのうち、きのうち名とアシスタント名のアカウントが2つ以上あるが、他のアカウントのいくつが組織グループのアカウントかは分からない。但し、投稿内容などから、それらしいと思われるアカウントがいくつも散見される。
14.今後の動向を注視していくが、いずれにしても、現金で投資した元金も、利益が出たと見せられている金も、最終的には、
その口座から絶対出金できないシステムになっている。
但し、もしかしたらごく一部の出金ができるようにシステムを組み、信用させる手段を取る可能性もあるが、いずれにしても詐欺事犯であることは間違いない。
木野内栄治名活用投資詐欺事犯ー1:「学習グループJ182」の特徴
以下に、2つの事犯の内の一つ、「学習グループJ182」と名付けられたグループの特徴を列記します。
・「家族資産管理プラン」という名称で、確実に利益を得ることができると、直接現金投資に誘導
・TCWを名乗る機関投資家との提携型式
・TCW口座アカウントへの送金指示
・ブロック取引、場外取引形態における投資で見せかけの投資利益創出
・組織ぐるみで、グループ運営と見せかけの利益創出結果の投稿、参加者を煽る投稿ラッシュで、投資額の増額を呼びかける
・アシスタントも同様、個別に参加者にプロジェクトへの参加と投資、投資額の増額を呼びかけ
↑「家族資産管理プラン」をうたい、機関投資参加をPR
↑ 活用する機関投資家グループTCWについて説明したもの。
↑ あるメンバーが、詐欺グループ指定銀行口座へ送金した記録をグループに投稿したもの。
組織メンバーのダミーか、一般参加メンバーの実際の投資参加送金かは不明。
消されている口座が、犯罪グループの口座であり、組織が行ったものと推察できるが。
↑(詐欺)投資運用開始を知らせるもの。秘密保持をうたっている。
↑ 実際に、TCWによる一つの投資実績結果を示すべく投稿したもの。
これも恐らく組織による投稿と思うが、一般参加者の投稿ではないと断言はできない。
TCWグループの真偽について
この事犯で用いられているTCWグループをネット検索した。
確かにTCWグループ(1971年設立)は存在し、その傘下のTCWアセット・マネジメント・マネジメント・カンパニーが、日生と提携した記録もある。
しかし、TCWグループを名乗る他の事犯もあることから、この事犯も木野内栄治同様、信用させるために名称を悪用されているものと推察している。
(参考)株に関する質問です。夫が株の売買を始めました。 – TCWの鈴木康… – Yahoo!知恵袋
木野内氏及び大和証券、TCWグループの本事犯による名称悪用告知と捜査機関による捜査活動の呼びかけ
木野内氏自身及び大和証券は、こうした事犯に全く関係ないことと、こうした勧誘活動は絶対に行っていないことを至急行ってほしい。
また、捜査機関も、これらの情報収集を急ぎ、被害者が出る事、被害の拡大の防止に務め、組織グループの早期摘発に尽力して欲しい。
ひとまずここまでを公開し、引き続き動向を伝えると共に、もう一つのグループ「【61】実践・技術アカデミー」についても次回紹介する。
メタ社に行政は一層強い警告を! 同社自体の管理強化を強く主張!
度重なる、SNS型投資詐欺事件。
こうした広告掲載に関し、強い非難を浴び、掲載管理の強化を要請されているが、メタ社の対応の無責任さは変わらない。
行政の活動はもちろんだが、メタ社の取り組み方が変わらなければ、一向に被害は減らないだろう。
日本法人で働く諸氏の自覚と自らの行動を要請したい。